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ジャズに魅せられて~ Seiko Summer Jazz Camp 2024 最優秀賞受賞 ~

 

 

お   名   前:町田 類 さま
卒       業:2021年3月
お世話になった先生:鈴木真理先生・坂本先生
ご   職   業:大学生・ジャズミュージシャン
連   絡   先:@ohsakana021

Q.現在の活動について教えてください。

大学に通いながら、ジャズベーシストをしております。週に2,3回ほど、京阪神のライブハウスや結婚式などで演奏しています。

Q.なぜこのジャズミュージシャンを目指そうと思ったのですか?

元々ジャズミュージシャンを目指していたわけではなく、好きで演奏していて、気づいたらそのようになっていました。
学生時代からアコースティック音楽に興味があり、高校生になってジプシージャズを聴くようになります。大学入学時にジャズ研究会に入部しました。

当時は中学生からウクレレをやっていたこともあり、ウクレレでジャズを演奏していました。
しかし、セッションをしている際に音が小さかったり、独特な高音が出るので中々調和が出来ず、ジャズのトラディショナルな楽器をやりたいと思い、ウクレレからベースに転向しました。
それから外のセッションなどに参加し、徐々にお声がかかり演奏本数が増えていきました。

Q.実際に働いてみてどうですか?

ライブハウスから結婚式のような場所で演奏する機会もあり、毎回メンバーも変わるので緊張感もありながら日々楽しく演奏しております。
ですが、ミュージシャンという職業柄安定はしないので、さらに自分自身の能力を高めるべく、日々練習をしております。

Q.仁川学院時代に学んだことで今の仕事に生きていることはありますか?

「和と善」という建学の精神は在学中何度も耳にした言葉で、今でも時々思い出します。素晴らしいミュージシャンは素晴らしい人間性を持っているので、それに通づるものがあると感じています。
まだまだ人間的にも未熟なので、目指していこうと思います。

仁川学院の校歌も印象に残っており、この曲を聴くと、吹奏楽部に入った時の、楽器があって、演奏するワクワク感を思い出させてくれます。

そして、仁川学院出身の先輩方とジャズを通して知り合い、良くしていただいたりと仁川学院の縁というのは本当に有難いなと感じています。

Q.どんな学生時代を過ごされていましたか?

小学生からピアノを習っており、運動が苦手なこともあり、音吹奏楽部に入部しました。楽器はチューバを担当していましたが、肺活量もあまりなく、楽器自体がしんどくなり1年ほどで辞めてしまいました。
その頃からウクレレを始め、学外のライブハウスや、学院祭で演奏したりしました。

Q.仁川学院卒業後は、どのようにしておられましたか?

卒業後は関西外国語大学に入学し、現在も在学中です。

Q.仁川学院時代の印象に残っている思い出はありますか?

高校一年生の冬頃に不登校気味になっていたのですが、当時担任だったマリ先生と2人で面談の時間を設けてくれて近況確認などをしていただき学校に何で来ないの?来なさい!!みたいなことは一切言わずに「無理しないで良いからね」という雰囲気に勇気づけられました。

坂本先生も情に厚い方で、部活を辞める時も真摯に向き合ってくれたりとか、先生方との思い出が濃く残っています。

一問一答

Q.仁川学院に入学しようと思ったのは何故ですか?

兄が仁川学院に通ってた影響です。

Q.あなたが思う仁川学院の一番いいところを教えてください。

キリスト教の学校の為、宗教の授業があるんですが、その授業が楽しいところです。

Q.もし、今の記憶のまま仁川学院時代に戻れるとしたら何をしますか?

ジャズがしたいです!吹奏楽部のコントラバスを担当したいですね!

Q.仁川学院の卒業生の皆様に何かPRしたいことはございますか?

毎月Instagramにライブスケジュールを載せてるので、興味があれば、ライブに来て欲しいです!
去年の5月頃に出来たばかりの心斎橋のライブハウスが若手応援をしてくださってて、25歳以下の方はチャージ無料でプロの演奏を聞けるのでオススメです!!

Q.仕事や趣味で繋がりたい方がいましたら教えてください。

1年生の6月まで在学していた、ニコラス君とまた話してみたいです。
また、繋がれたら嬉しいです!

Q.仁川学院の卒業生の皆様に何かPRしたいことはございますか?

2024年度のSeiko Summer Jazz Campに参加したことがきっかけで、インタビュー記事を書いていただきましたので、そちらもよろしければご覧ください。

ベーシスト・町田類が語る、ジャズの魅力とアメリカ留学を決意したきっかけ

https://www.s-summerjazzcamp.jp/magazine/2643.html

Q.最後に仁川学院学生の皆様にメッセージをお願いします。

僕自身、大学から始めたことが今の活動に繋がっており、中高在学時には想像もしていなかったと思います。仁川学院で学んだ教えを大切に、沢山チャレンジしてほしいです!

インタビューを終えて

以前インタビューさせていただいた魚住 浩子 さんのご紹介でインタビューを引き受けてくださいました。

最後の在校生へのメッセージで「沢山チャレンジしてほしいです」とのことでしたが、町田さん自身がウクレレでジャズを演奏するという試みや、アメリカ留学などの経験をしてきたからこそ”チャレンジする”ということをとても大切にされているのだと感じました。

私も町田さんにメッセージをいただいた後に「そうだ!何事もチャレンジあるのみ!」という気持ちを思いだし、習い事を始めました(笑)

余談はさておき、伝えたかったことは私の習い事の話ではなく、柔らかい雰囲気の中にも力強さがあり、言葉に説得力がある人柄だということです。

町田さん、この度はお忙しい中インタビューご協力いただき、本当にありがとうございました。