辛い経験が今を支える糧になる
お 名 前:高津将司 |
Q.現在のお仕事について教えてください。
個人事業主として、株・債券等の資産運用のアドバイザーをしています。
また会社を設立し、法人のコンサルティング業務やビジネスマッチング等をしています。
Q.なぜこの仕事を目指そうと思ったのですか?
私は大学を卒業してから新卒で証券会社に入社しました。
そこで7年くらい勤めたのですが次第に「独立したい」という思いが強くなり、会社を辞め独立することにしたんです。
独立に踏み切ったきっかけの部分についてお話しすると、前の勤め先で一緒に働いていた先輩で先に独立をしていた人がいたんですが、その人から「独立したら?」という話をされまして…
ちょうどその時会社の目指す方向性と自分の働き方と考えにギャップがあり、先輩の一言が独立に踏み切るきっかけになりました。
独立するときはその先輩にもサポートしてもらいながら始められたので心強かったです。
Q.実際に働いてみてどうですか?
お客様と金融のマーケットだけに向き合い、やりがいを感じながらノンストレスで仕事をすることができています。
証券会社時代で言うと、1年目は新規開拓という名の訪問営業を毎日100件以上したり、その後年次を重ねるにつれサラリーマンであるが故のノルマや我慢が必要な部分みたいなところがたくさん出てきてしまって…
2年目以降の半分以上は苦労やつらいと思うことがほとんどだった気がします。
ただ1年目の訪問営業についてはホテルでアルバイトをしていた時の接客経験が活きたのか、歴代トップの成績で終えることができたので嬉しかったですね!
単純に毎日100件以上訪問営業をするのはしんどかったですが…(笑)
今は独立して一人で全ての業務を行うことができているのでストレスなく仕事ができているというのが一番大きな変化だと思います。
Q.この仕事のやりがいは?
お客様に喜んでいただいたときや、お客様からお褒めの言葉をいただいたときにやりがいを感じますね。
あとこの仕事を始めてから一番嬉しかったことが、私が独立するとなった時に前職で担当していたお客様が私についてきてくださったことです。
会社勤めのころは会社の看板がついていたわけですが「個人事業主としてやっていきます」ということをお客様にお伝えした時に、「それやったら高津くんについていくよ」と言ってもらえたことは今でも鮮明に覚えています。
他には家族との時間が増えたということもやりがいになっていますね。
前職では平日朝6時とかに家を出て、夜の9時とか10時に帰ってくるような生活をしていたので子どもと関わる時間がほとんど土日しかないような状態でした。
それが独立してからは自由に動くことができているので、幼稚園の授業参観とかも全部参加できますし、そういう変化は独立してよかったと感じる部分です。
Q.仁川学院時代に学んだことで今の仕事に生きていることはありますか?
「ルールを守りましょう」とか「当たり前のことしっかりやりましょう」という人としての土台部分をしっかり教えてもらったように思います。
校則に関しては結構厳しくて、携帯はもちろんダメですし、革靴とかも色の指定があったりだとか…
当時は校則でタイツが禁止されていました(笑)
社会に出てからもルールや決まり事はあるわけで、それをしっかり守っておくことが自分を守ることにつながるという部分を学校生活の中で学んだような気がします。
逆に「学生時代に学んだことで今に活きなかった」というエピソードが一つありまして…
高校時代野球部だったんですけど走り込みがすごく多かったんです。
たぶん兵庫県で一番走らされてるんじゃないかな?と思うくらい走り込みをしていました。
これがほんっとうにきつくて…(笑)
当時監督からは「こういうことを今のうちに経験しておけば社会に出てからも役に立つ」というようなことをいつも言われていたんですけど、社会人になってからの精神的なキツさとは全然種類が違いました。
冬の走り込みを乗り越えれても、会社で受ける精神的なストレスは耐え難かったです…(笑)
Q.どんな学生時代を過ごされていましたか?
当時は野球一色でしたね。
私は家が遠かったので朝の 5時半とかに家を出て、授業を受けて部活をして帰宅する頃には夜の10時半とかでした。
本当にほぼ毎日その繰り返しでした(笑)
ただ野球は好きだったのでそんな生活も続けられたんだと思います。
Q.仁川学院卒業後は、どのようにしておられましたか?
神戸学院大学へ進学し、学業の傍らホテルスタッフとしてアルバイトをしつつ、サークルで野球やゴルフをしていました。
大学卒業後は証券会社で7年間勤めました。
この期間で得た知識は今でも役立っていますし、精神面もかなり鍛えられたように思います。
他にも経営者と関わる機会は他ではなかなかできない貴重な経験だと思いますし、ここは証券会社で働いてよかったなと感じる部分ですね!
7年という期間でいうと、営業マンの一番下から始まって管理職になるまでの期間を過ごしたという感じなのかな?と思います。
この辺りで私の中に一つの区切りのようなものを感じて、その後独立して今に至るという流れですね。
Q.仁川学院時代の印象に残っている思い出はありますか?
これは球技大会ですね。
高校2年3年とクラスメイトは運動部に所属している人が多く、少し周りのクラスに比べて学力が劣っているクラスでした…特に男子(笑)
当時担任をしてくださっていた井上先生には迷惑をかけることも多いクラスでしたが「せめて球技大会だけは絶対1位になろう!」と決めて取り組んだことはいい思い出です。
結果1位になることができたんですが、井上先生が泣いて喜んで褒めてくださったことは鮮明に記憶に残っています。
当時は全校生徒で球技大会を行っていたので非常に盛り上がりました。
一問一答
Q.仁川学院に入学しようと思ったのは何故ですか?
中学のクラブチームから野球推薦で入学させていただきました。
中学生の時、練習に参加させていただいて、その雰囲気が良かったことが決め手になりました。
Q.あなたが思う(在学当時の)仁川学院の一番いいところを教えてください。
性格の良い人が多いというのをよく感じていました。
おそらく家柄の良い人が多いんだろうなと思います。
Q.もし、今の記憶のまま仁川学院時代に戻れるとしたら何をしますか?
150キロ投げれる努力をします(笑)
Q.仁川学院の卒業生の皆様に何かPRしたいことはございますか?
資産運用をご希望の方、悩まれてる方・既存金融機関の担当者に不満のある方がいらっしゃいましたらご相談下さい。
必ずお力になれます。
Q.仕事や趣味で繋がりたい方がいましたら教えてください。
資産運用をご希望の方、また悩まれてる方、会社経営者の方とご縁をいただきたいです。
Q.最後に仁川学院学生の皆様にメッセージをお願いします。
人生で3年しかない高校生を思う存分楽しんでください!
インタビューを終えて
高津様とは同い年で、私自身も高校時代に野球部に所属していたことからお話がかなり盛り上がりました!
同じ県内の野球部でもその練習内容や部活内部での雰囲気が違っていたりして面白かったです。
また「野球部での走り込みが社会に出てから活きなかった」というエピソードでもとても楽しませていただきました(笑)
現在は個人で資産運用のアドバイザーとしてご活躍されているとのことで、活き活きとお仕事のお話をされているところも印象に残っています。
高津様、この度はお忙しい中インタビューにご協力いただきありがとうございました!