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学院祭の運営・企画がきっかけで

 

 

お   名   前:大待 元輝 様
卒       業:2012年3月
当  時  の  部  活  動:軽音楽部
お世話になった先生:竹中先生・蔵野先生・辻本先生
ご   職   業:イベント企画・制作
連   絡   先:omachi@magnify.co.jp
H         P:https://www.magnify.co.jp/

Q.現在のお仕事について教えてください。

イベントの企画・製作をしています。
仕事内容としては、企業やエンタメ関係のイベントとかライブの製作・演出をメインでやっていますね。

企業系のイベントでいうと、広告代理店さんのCM発表会であったり、社内の大きめの表彰式とかだったり…そんなものを行っています。
エンタメの方でいうと、俳優のファンミーティングとか音楽ライブとの製作とか、ツアーの製作とか。
あとは今年だと2.5次元俳優の朗読劇の企画制作などにも携わりました。
ジャンル問わず、いろいろなイベントの企画・製作をしているようなイメージですね。

 

Q.なぜこの仕事を目指そうと思ったのですか?

仁川学院時代に生徒会に入っていたのですが、その際に学院祭の企画・運営をしたのがすごく楽しかったんです。
そこから「将来はエンタメに携わるような仕事がしたいな」と思い、本格的に進路として考えるようになりました。
なので、きっかけは仁川の学院祭ですね(笑)

ちなみに今回この卒業生インタビューに参加したのは、仁川学院高等学校同窓会のInstagramを拝見した際「何か母校に恩返しができれば良いな」と思ったことがきっかけでご連絡させていただきました。

 

Q.実際に働いてみてどうですか?

最初の頃は雑務や現場作業ばかりで、何がしたくてこの業界に入ってきたのかが分からなくなる時もありました。
でも今は、自分のやりたいことを少しずつ実現することができていて「イベントをつくるのって楽しい!」という、この業界を志した頃の感覚が戻ってきています。

制作というのは、音響さんや照明さんなどいろんな人の間に入って、1つの作品を作り上げるためにとりまとめをする必要があるんです。
20代半ばとかだと人脈とかも無くて、なかなか自分のやりたいことが出来なかったんですけど、最近になってようやく「自分のやりたいことが出来る環境がそろってきた」という実感があります。
人脈の他にも、部署内で自分が一番上の立場になったり、裁量権を持てるようになったこともあって、時間も忘れるぐらい楽しく働いていますね(笑)

Q.この仕事のやりがいは?

自分が思い描いた芸術が本番で形になった時や、お客さんの反応が見られたときが一番やりがいを感じる部分だと思います。

下積み時代はお弁当の手配や移動の手配、宿泊先の手配などイベントのサポートがメインで、目の前の作業だけで見ると「大変だな」と思うことがたくさんありました。
でもそれらがすべてうまくハマって、本番がうまくいっているところなんかを見れると、「自分がやってきた小さなことが繋がって、このライブが出来上がっているんだな」という実感もあったりするので、「結果」がやりがいにつながるということをよく感じますね。

Q.仁川学院時代に学んだことで今の仕事に生きていることはありますか?

仁川学院は筋が通っていれば、割と自由にさせてもらえるというイメージがあります。
それはたとえば、企画の提案をして、指摘事項にはしっかり答えられて、内容に問題が無ければ大体はなんでもできるというような話なんですけど…
最後まで「筋を通す」とか、しっかり「形にする」ということは、学生当時に学んで、今でも共通して行っている部分のように感じています。

Q.どんな学生時代を過ごされていましたか?

とにかく自分が「やりたい!」と思ったことをやっていたように思いますね(笑)
高校1年生の頃はアメフト部、2年生になってからは生徒会と軽音部に入りました。
3年生では引き続き軽音部に所属して、部長をしていましたね。

生徒会の時期を振り返ると、学祭の準備のために昼休みも使ってディスカッションをしたり、スライドを作ったりして「どうやっておもしろい企画を作っていくか」とかをずーっと考えていたように思います。
そう思ったらなんだか今とあまり変わらない生活だったな、と思いますね(笑)

Q.仁川学院卒業後は、どのようにしておられましたか?

学祭を経験してからはエンタメ系に進みたいと思っていたので、大学は大阪音大に進学して、作曲学部に行きました。
大学時代は音楽をどっぷりとやっていた4年間でしたね。
それと並行してライブの運営会社でアルバイトをして、大阪音大でも学生自治会の自治会長を2年間やりました。
その大学の学園祭の中で、新卒入社したイベント会社の方から声をかけてもらって就職をしました。
その会社では1年半くらい働いて、そこを辞めてからはフリーランスでイベントの製作を一人で2年半くらいやってました。
その後は現在の会社で働くことになるんですが、会社に属しているというよりは、業務委託という形で働いています。
それもあって今は比較的、自由に働くことが出来ていますね。

Q.仁川学院時代の印象に残っている思い出はありますか?

朝と夕方のお祈りの時間が印象に残っています。
あとは宗教朝礼ですかね…学校を卒業してからはお祈りとかをする時間もなくなってしまったので、なんだか特別な時間だったように感じています。

一問一答

Q.仁川学院に入学しようと思ったのは何故ですか?

中学から仁川だったので、中学入学の際ですが、先生方が凄い生徒思いな手厚い印象を受けたのと、設備が整っているのが決めてです。

Q.あなたが思う仁川学院の一番いいところを教えてください。

自由度が高いところだと思います。

Q.もし、今の記憶のまま仁川学院時代に戻れるとしたら何をしますか?

もう少し、賢く、学生生活渡り歩きます(笑)

Q.仁川学院の卒業生の皆様に何かPRしたいことはございますか?

エンタメ関係(イベント、ライブ等の制作)をしています。企業の社員総会や表彰式、SPイベント等も制作します。
その様な事を考えられている企業様がおられましたら是非、ご連絡ください。

Q.仕事や趣味で繋がりたい方がいましたら教えてください。

仕事関係でも仁川の同級生、後輩など同じ業界の人たちと良く仕事しています。協業できる方がいましたら、是非チーム仁川で仕事したく思います。

Q.最後に仁川学院学生の皆様にメッセージをお願いします。

仁川は様々環境が整っている学校だとつくづく思います。
それらを目一杯活用して、自分の好きな事を見つけてください!

インタビューを終えて

最後までお読みいただき有難うございます。
大待様から当会へお問い合わせくださり、手を挙げてくださったのが今回のインタビューのきっかけです。
現在のご職業に就くきっかけは、なんと高校時代の学院祭がきっかけなんですということで、まさに「仁川学院があったからこその今」と仰っていました!
そんな母校愛に溢れる大待様とは、
柔らかい雰囲気の中インタビューを行えました。
大待様、ご協力くださり本当にありがとうございました!!