本文までスキップする

私と同じような経験をしている人の為に

 

 

お   名   前:西澤 侑吾 様
卒       業:2013年3月
当  時  の  部  活  動:写真部・鉄道研究班・ESS部
お世話になった先生:藏野先生・前田憲志先生
ご   職   業:NPO法人Birth神戸
          2024年4月から一般企業に就職予定
S     N     S:FacebookInstagram

Q.現在のお仕事について教えてください。

4年前からNPO法人Birth神戸(以下、Birth神戸)で利用者でありながら、イベントの外回りやチラシの帳合やポスティング業務などをしております。
Birth神戸ではレクリエーションとして音楽活動をしているのですが、音楽に興味のある学生のボランティアの方達、障害を抱えた方などと一緒にバンド活動をしています。
私はボーカルを担当しており、定期的にライブ活動もしています。

また、3つのボランティア活動もしています。
子供に関わるボランティアなのですが、本当に楽しくて子供達から生きる活力を貰っています。

Q.仁川学院卒業後は、どのようにしておられましたか?

卒業後は1年浪人した後に大学進学し、大学時代はボランティア活動やキャンプリーダーなど、積極的に色んな活動に取り組んでいました。
そして大学4年生の時に、ボランティア先で花粉症かな?程度の咳などの症状があり、そこから2日後ぐらいには歩きずらくなり、症状が一向に良くなることがなかったので「これはおかしいな」と思い、病院に行きました。
そこで検査を受け最終的に特発性拡張型心筋症(以下、心筋症)と診断されました。
発症後、担当医から心筋症についてや「心臓移植が必要になります。」という事など説明を受けましたが、全く受け止められずに、現実味もなく頭に?が沢山浮かびました。
「心臓移植するぐらい重症なん?何故、自分が?」私を含め家族も全く受け止められないままも、闘病生活が始まります。
「両親より先に死んでしまったら…」そんな事を考えたりする日もあり、両親に申し訳ない気持ちなど、言い表せれない色んな感情が日々、渦巻いていました。
大学を1年間休学し心臓にペースメーカーをつける手術を行いながらも無事、大学を卒業しました。
卒業後は一般就労で職探しをしましたが中々見つからず就労支援施設も視野に入れ探していたところ、ご縁があった就労支援施設B型「Birth神戸」を利用しつつ働くことになりました。

現在は、2022年9月心臓移植の手術を受け社会復帰もできました。
「心臓移植出来なかったら死んでいたかもしれない」と考えていたので本当に今こうしてインタビューを受けれているのも感謝ですし、生かされているこの時間に常に感謝しています。

復帰後は仕事を探し、2024年4月から一般企業へ就職予定です。

Q.実際に働いてみてどうですか?

大学時代にもスーパーの品出しなどのアルバイトをしてましたが、楽しいけどお金を稼ぐことの大変さが身に染みて分かりました。笑

Q.この仕事のやりがいは?

バンド活動をしている中で定期的にLIVEを行っているんですが、観にきていただいた、お客さんに「良かった!楽しかったよ!」と喜んで帰っていただける事が大変嬉しかったですし、達成感もあり、次のモチベーションに繋がりました!

Q.仁川学院時代に学んだことで今の仕事に生きていることはありますか?

遅刻をしない事や普段の身だしなみなどではないですかね。
田中先生がよく「服装の乱れは心の乱れ」と仰っていたのですが、来月から就職することになった今、とても身に染みています。

Q.どんな学生時代を過ごされていましたか?

藏野先生とは1年生の時に学院祭でタコスを提供したり、ESS部で映画を観たりして過ごしていました。
写真部の顧問、前田憲志先生とはよく夏休みに研修旅行に行ってました。
その際に良くネパールのお話をして下さった事を今でも思い出します。
とても優しく、お話を聞いていただいた事がとても嬉しかったです。
鉄道研究班では、関東行ったり水木しげる記念館などを観にいったりと活動もしてました!

Q.仁川学院時代の印象に残っている思い出はありますか?

1番は高校2年生の時のイタリア修学旅行です。
人生でヨーロッパに行くこと滅多にないので、、、同級生と色々観光名所を巡れたのは今でも良い思い出です!
帰国前夜にスリに遭い、祖父が買ってくれた財布を無くしてしまい大変ショックでしたが、海外では盗難は当たり前、むしろ「持ち主の代わりに財布が身代わりになってくれた」という考えらしく、それを聞いて勉強になりました。
皆さん、海外では貴重品は肌身離さず持っていてください!!

一問一答

Q.仁川学院に入学しようと思ったのは何故ですか?

私の好きな科目が社会だったんですけど、他の学校では国語・算数・理科など3教科の中、仁川では受験科目に3教科+社会があったので受験しました。

Q.あなたが思う仁川学院の一番いいところを教えてください。

学院生活は大変過ごしやすかったのと、中高6年間通っていたので、中学生の時は高校生の先輩にお世話になっていたことから、気軽に相談しやすかったところですかね。
後はラーニングセンターが過ごしやすかったです!

 

Q.もし、今の記憶のまま仁川学院時代に戻れるとしたら何をしますか?

当時好きだった人がいたのでその人と普通の青春を送りたいです。

Q.仁川学院の卒業生の皆様に何かPRしたいことはございますか?

音楽と福祉に興味があるかたは今私がいるBirth神戸というところでは音楽活動とアート活動を行っております。障害あるなし関係なく楽しく過ごしております。
音楽活動についても頻繁にライブに出演しております。是非覗いてみてください。

Q.仕事や趣味で繋がりたい方がいましたら教えてください。

音楽活動や福祉関係やアート活動に興味があるかた、地域を盛り上げたいと考えておられる方と是非、繋がってみたいです!

Q.最後に仁川学院学生の皆様にメッセージをお願いします。

まずは心も身体も大切にしてください。
中学生高校生の今しか体験できない事があるので楽しんでそして相談できる人を一人でもいいので見つけてみてください。
それと、勉強も大切ですが礼儀や身だしなみは後々大事になります。
その細かい事が大人になって大事になるので。
青春して欲しい、何気ない時間を楽しみ大事にしてください。
逃げてもいいから「しんどい」を言えるひとを見つけて欲しい。

インタビューを終えて

最後までお読みいただき有難うございます。
西澤様から当会へお問い合わせくださり、母校の為はもちろんですが「同じ経験で苦しんでいる人、家族が病気で苦しんでいる人、少しでも誰かの為になれば嬉しいです。」と自ら手を挙げてくださったのが、今回のインタビューのきっかけです。
その為、普段聞かれないであろう闘病中のご自身の心情やご家族状況など、沢山のご質問をさせていただきました。
難しい質問、答えにくい質問にも嫌な顔ひとつせず答えてくださり、むしろ「空気が重たくなる話しですみません!笑」と私にまでお気遣いくださり有難うございました。

大学時代~現在まで沢山のボランティア活動をかけもちされるだけあり、西澤様は気さくで、とても思いやりに溢れている印象を受けました。
また、西澤さまとのインタビューは、なんと2回に分けて行ったのも良い思い出です(笑)
西澤様、ご協力くださり本当にありがとうございました!!